大失態!40代のおじさんがANAファーストクラスになんと短パンで搭乗してしまった切なく儚いストーリー(前半)

陸マイラーの一つの目標である「ANAファーストクラス搭乗」をとうとう達成することができました。 フランクフルト発羽田行で、Boeing 777-300ER運行11時間25分間のフライトでした。

大学生の時に海外旅行にはまり、当時は金銭的に余裕がなかったのでいつもエコノミークラスで移動していました。 エコノミークラスの搭乗の際、長い列に並びチェックインを長い時間待っている間、待つことなく搭乗手続きしているビジネスクラス、ファーストクラスの客を羨望のまなざしで眺めていたことを今でも覚えています。 将来、仕事を頑張ってビジネスクラス、ファーストクラスに乗れるように仕事を頑張ろうと考えたものです。

その後就職し、貯めたお金でビジネスクラスに搭乗することができましたが、さすがにファーストクラスとなると私のような庶民には手が出ませんでした。

ANAのファーストクラスの席を体験できるイベントなども参加したことありましたが、その時はまさか自分が実際搭乗できるなんて考えたこともありませんでした。

そして「陸マイラー」との出会い。 年間数十万マイルを獲得し、これが私の飛行機搭乗歴を飛躍的に豊かにしてくれたことは言うまでもありません。 陸マイラーを始めて1年半「ANAファーストクラス搭乗」をとうとう叶えることができたのです。

「なぜあいつがファーストクラスに?」 ある日いつものようにTwitterを眺めていると、10歳以上年下の元部下が、なんとニューヨーク行きA...

以下は、優雅にファーストクラスを楽しむはずだったのに、失敗の連続でなぜか「大失態!40代のおじさんがANAファーストクラスになんと短パンで搭乗してしまった切なく儚いストーリー」となってしまったのをお伝えしたいと思います。

ファーストクラス搭乗前日

今回はモロッコで1週間という短期間の強行旅行を決行した後で、疲労困憊のなかファーストクラス前日マドリードに1泊することになりました。 マラケシュからフランクフルトへ直行便が取れなかったため、マドリードを経由することになったのです。

齢を経るたびに、旅が終わった後の疲れが染みます。

サハラ砂漠@メルズーガ

搭乗当日朝

5:05
私がホテルで自然と目を覚まし眠気眼に時計に目をやると、5:05。 そして私のマドリード発フランクフルト行は6:10。 搭乗手続きの締め切りまであと5分しかありません。

完全に寝落ちして、寝坊してしまった!!!!!!!

何が起こったのかまだ自分でもよくわからなかったが、慌ててホテルをチェックインし、タクシーに乗り込み空港へ向かいました。

私のファーストクラス搭乗は簡単にはいきそうになさそうです。

タクシーに乗って空港に着くまで、とかくできることを考えます。

悲しいことにカバンのキャスターが破損してしまったので、昨日空港の荷物一時預かり所に大きな荷物は預けてしまっていたのです。 しかもそれはターミナル4で、私がフランクフルトへ向かう飛行機はターミナル2からの出発で違うターミナルなのです。 とても荷物を取りに行ける時間はありません。

そして、東京には翌日の早朝ついて、その日から出勤予定だったので、なんとしても帰らねばならなかったのです。

とにかく、東京へ帰ることが第一だったので、断腸の思いで荷物は見捨てて、小さいワンデイ用のバックパックのみ抱えてターミナル2へ向かうことを決断しました。

5:30
意外と早く空港のフルトハンザのチェックインカウンターに到着です。

もちろん搭乗手続きは終わってしまっていて、僕の席もすでに他の方に決まってしまって満席のフライトとのことだった。 私の席はないといわれたのです。

遅れたのは君の過失だからねと冷たく一刀両断されましたが、すぐ引き下がることはせず交渉しました。

誰かが搭乗時間6:10までにゲートに現れない場合に乗ることができるようにチケットを仮発券できるとのことで、手荷物を預けないことを条件にこれを仮発券してもらった。 首の皮一枚つながった状態で、ゲートに向かいました。

5:45
ビジネスクラスの発券だったため、プライオリティーレーンが使えて、すぐに保安検査所も通過でき、フランクフルト行への搭乗ゲートに程なく到着しました。 あとはだれか欠員がでるのを待つだけです。

「考えているような最悪な事態はたいてい起こらないのでケセラセラでいこう。」

というのが私の人生の座右の銘なので、こんな状況でもなぜか乗れそうな気もしてました。 私が遅刻したように、乗客の1人くらいは遅れることもあるんではないかと、楽観的でした。

念のため、乗れなかった時のことを考えて、次のフライトを空港のWIFIを使って検索しました。 これがまたとんでもなくWIFIが遅く、気が狂いそうになります。

次のルフトハンザのフランクフルト行は8:30で、到着は11:00。 フランクフルト発羽田行は11:30。 30分では乗り継ぎできないとのこと。

その他の航空会社では、エアヨーロッパの7:10発9:50到着があり、これが唯一乗り継ぎできそうなフライトでした。

ゲートクローズ

5:50
そうこうしているうちに、最後の搭乗者がきて、ゲートクローズ。 乗るはずだった6:10発の便が目前にあるのに、私は搭乗できませんでした

これはまずい事態になりました。 グランドスタッフには、どうしたらいいか伺ったが、新しい航空券を買いにチケットカウンターへ行きなさいと冷たくあしらわれました。

泣いたり、文句言ったり、発狂している時間はありません。

再びゲートから空港を出て、出発の階へ猛然とダッシュです。

発券カウンターへ

6:00
エアヨーロッパの発券カウンターに行くと、7:10フランクフルト行きは、なんとすでに満席とのこと。 キャンセル待ちも2番目とのことだった。 LCCなのに478EUR(65000円)と結構な価格で、痛い出費です。

もう一回私の座右の銘を心で唱えます。

「考えているような最悪な事態はたいてい起こらないのでケセラセラでいこう。」

しかし、さすがの私も今回はそうそう楽天的にはなれません。

万が一これに乗れない場合も考え、当日のマドリード発東京着を調べました。 当日の長距離の海外航空券は数十万するかと思ったが、意外と7、8万円程度しかしなかった。 LCCのマドリード発フランクフルト行と大した変わらない値段だったのには驚きました。 しかしこれでは翌日の仕事に間に合いません。 もうこのフライトのワンチャンスにかけるしかありませんでした。

荷物一時預かり所に預けている荷物をどうしよう

6:10
エアヨーロッパでのフランクフルト行7:10まであと1時間。
みなさん覚えているでしょうか? 私の手荷物が他のターミナルの手荷物預かり所にあることを。

ここで私の手荷物の紹介しておきます。
ほとんどが衣類なんですが、愛用しているLet’s noteと日本円が3万円、銀行のカードにアメックスゴールド、日本で使っている携帯のSIMカードが入っているのです。 なくても生きていけますが、ないと帰国後大変不便な思いをします。

手荷物を引き取りにいこうと、ターミナル4へのバスを探します。 そうするとそのバスが今にも出発しそうなのです。

いっそ乗ってしまおうかと思ったのですが、所要時間など詳細がわからず、フライトもキャンセル待ちの状態を考えると、迷いましたが結局乗りませんでした。

タクシーの利用もかんがえて、近くにいた運転手に聞いてみると20分ほどかかるようなことを言っているように理解したので、断念することにしました。 危うくバスにのったらフライトのチャンスを見逃してしまうところでした。

手荷物はあきらめました。 諦めたといっても、預けた荷物には一日10ユーロかかるので、一体料金はどのようになってしまうのか、荷物の処分はしてくれるのだろうか。 たくさんの疑問が残るが、いまは一度この問題を保留にしました。

(後半に続く)

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